新入社員研修

みなさん真剣に話を聞いていました。当寺にて、何かひとつでも心に残ることがあれば幸いです。
新年度に入り、新たなスタートを切った各事業所。新しく入社した社員の研修にと、昨年に続き労働金庫の新入社員が当寺を訪れてくれた。講師を務められるのは、当山筆頭総代である。大黒町にて“明治鹿鳴館調”の三木耳鼻咽喉科医院を見学され、その後、福山自動車時計博物館(FACM)を見学し当山に到着する。FACMのボンネットバスから30名近い新社会人が降りてこられた。昨年に比べると人数もかなり増え、企業としてのしっかりとした取り組みを感じることが出来る。その後、境内をひとしきりご案内し、本堂にて少しお話をさせて頂く。どの社員も素晴らしい表情をされているのが印象的であった。
先月、NHKから電話で問い合わせを頂いた。「お寺での新人研修を取材したいのですが」と。ちょうど日程が合わず今回はご縁がなかったが、「新社会人研修」はとても重要だと思う。各種学校を卒業し、初めて社会に出て多くのことを経験し、学んでいくであろう新社会人。その心がけひとつで、人生が大きく変わる可能性は無限である。「何を目指し、そのために何をするか。」広い視野と大きな心、そして行動力が自分自身を磨いてくれるであろう… 『日々の反省(懺悔)と、当たり前と思えることへの感謝』この大切さを皆さんにお伝えしたい。