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葬 儀

亡くなられた方を想う気持ちは、いつの世も変わりなく誰もがお持ちのはずです。

ただ現在は、死に対する考え方や葬祭儀礼の形も大きく変わり、家族をお送りする場面で大切なことを忘れてしまったり、気付かなかったりと感じることが増えてきました。

一生に一度しかない家族の死に向きあえるこの瞬間、故人が教え伝えてくれるものをしっかり受け止め、記憶に残る送りの儀式を営みましょう。

祥月忌、年回忌

 誕生日に「おめでとう」とお祝いされれば、誰しも嬉しいものですね。また、生きていれば一年に一度必ずやってくるのも誕生日です。

それでは亡くなった方はどうでしょう。誕生日にお祝いされることもありませんし、毎年ご供養して頂けるということも難しいようです。ですが亡くなられた方には御命日が残ります。

年に一度の祥月命日や、年によって該当する年回忌日、今できることを精一杯、供養という形に変えて故人に届けてあげてください。きっと喜んでくれるはずです。

祈 願

 祈りを捧げる…不思議とやる気がみなぎったり、不安が軽減されたりするものです。

自分の願いを成就に導くために仏神にすがることは、人としてごく自然な行動ではないでしょうか。守られているという気持ちを持つことで心の平安をたもち、感謝の気持ちを育むことは人間性の向上にもつながるものです。

目に見えない力を信じ、安心感と行動力を向上させるためにも一心に祈りを捧げてみましょう。法華経の功力がきっと頂けるはずです。

【祈願眼目】一例