ゴールを目指して

ことあるごとに、子どもの成長をつくづく感じるようになりました。
2月9日、小学校のマラソン大会が開催された。今までは芦田川河川敷の直線コースで行われていたが、今回は同川沿いにある陸上競技場をスタートする新しいコースであった。息子も6年生で小学校最後のマラソン大会となることもあり、妻がいそいそと応援に出かけていった。1年生から一緒だったクラスメイトもそれぞれが成長し、「みんなお兄ちゃんお姉ちゃんになってたよ」と、帰ってきた妻が話していた。受験シーズンも終わり、机に向かう時間が長く体力が落ちた子もいるようだったが、それでも一生懸命頑張っていたようだ。撮ってきた写真を見せてもらうと、なるほど、どの子も中学校入学をひかえ、成長した顔つきに見えた。
息子もこの春には晴れて中学生、何だか月日の経過が早く感じる。3年後には高校生、さらに3年経てば大学生… 近頃では生意気な口も増えてきたが、その分頼りも増してきている。体力的にも追い越されるのは、あと数年先であろう。と、思いながらも、まだまだ素直に負けてはいられない自分がいる。水行、空手、習字に読経、私が同年代の頃には出来なかったことを、彼はすでにやっているが、“継続”を自らの力としてこの先も頑張ってもらいたい。
人生はマラソンのようなもの、辛く苦しいからゴールの喜びもまた大きいものだ…