新年互礼会

子ども達と向き合う時間が、心を大きくしてくれるのでしょうね。
年が明け“保育始め”となった昨日、年末年始の休日を楽しんだ子ども達が久しぶりに登園してきた。職員達もそれぞれ充実した休みを送ったようで、皆とてもよい表情をしていた。そんな園児と職員が遊戯室に集合し、恒例の年頭ご挨拶を行った。
「明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。」
元気のよい挨拶に、何だか清々しい気持ちになった…
保育園では年が明けると、残り3ヶ月で年度末となる。年長児は小学校に入学し、在園児はそれぞれ上のクラスに進級する。いわば総仕上げの時期ともいえよう。一年間を振り返れば、どのクラスの子ども達も目覚しく成長をしたと感じる。また、各クラスの子ども達と係わってきた担任も、1年間の成果を存分に発揮できる時期でもある。保育士とは実に奥深い職種だと感じる。それぞれ年齢や個性の違う子ども達を保育し、自分達も同時に多くを学び、成長していけるからである。また、その年齢のその子を保育するチャンスは一度きりである。
人間の心の成長は止まらない、純粋な子ども達に触れ、時に笑い、時に涙を流し、与えられた瞬間を大切に、今年も皆で成長していきたい。