仏前結婚式

今月は喜ばしい予定の多い月である。
先日、大学時代の同級生が結婚した。式のお手伝いの依頼もあり、久々に上京する。
僧侶が結婚をする場合は仏前結婚式といって、お寺で式を挙げるのがごく自然である。式ではお経をあげたり、楽を奏でたり、念珠や指輪の交換をしたり、新郎新婦に三々九度をついだりする。それを今回は仲間同士で会を結成した我々が、役割分担してお手伝いする。それぞれが結婚する時には顔を合わせる訳である。久々の再会と御祝い事も重なり、食事の席では盛り上がり方も普段に増してである。
10年以上前の話になるが、私の結婚式で三々九度を注いでくれた時に、杯の中にお酒と一緒に小蝿を入れてくれたのが今回の主役である。(まったくの偶然だったらしいが…)今回は立場が逆になり、内心ワクワクしながら三々九度を注いだが、実に美味しいお酒だったようだ…
そんなくだらない話はさて置いても、仲間同士がそれぞれの結婚式をお手伝いできると言う事は嬉しくあり、また光栄でもある。自分の時も内心とても嬉しく、また心強く思ったものだ。
新郎新婦の表情を見ていると自然と笑顔が溢れだすものである。前々回の日記と重複するが、夫婦は支えあい、お互いを理解し、大きなものを築いていけると私は信じている。大学時代からの友に心からエールを送りたい。いつまでもお幸せに!

仏前結婚式” に対して1件のコメントがあります。

  1. やす より:

    ご遠方より、ありがとうございました。
    実相寺ご夫妻に負けないような良い家庭を
    築いて行きたいと思います。
    小蠅は不可抗力です。
    狙って出せたらユリゲラーもビックリですよ。
    本当にみんなのおかげで最高な式が挙げられました。
    ありがとう。

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