子供の声

当寺の保育園から子供の元気な声が聞こえてくる。
いつもにぎやかで、楽しそうだ。
春は卒園・進級の季節でもあり、子供たちは新たなスタートを迎えようとしている。
子供の成長を見ていると、驚きを隠せない。
それは言動に顕著に現れてくるようだ。
昨日まで出来なかったことが、今日になって出来てみたり、
しゃべれなかった言葉をしゃべってみたり。
実に不思議な感覚にとらわれる。
『我が頭(こうべ)は父母の頭、我が足は父母の足、我が十指は父母の十指、我が口は父母の口なり。』   日蓮上人「忘持経事」より
親からもらった身体を大切にし、人生の終わりを迎えるまで“心”を磨く努力をすれば、おのずと子供は“素直でよい子”に育つのではなかろうか。
となると親の責任は重大である。いくつになっても気をつけなくてはならない。
いつの世でも、子供は親を見て育つ“親の鏡”なのだから。

子供の声” に対して1件のコメントがあります。

  1. どらごん より:

    浄心日記も順調に滑り出し、こうしてネットでも説法を学ぶことが出来、感謝しております。

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