授名式

草花の芽吹く清々しい季節『春季彼岸会大法要』を勤修し、檀信徒と共に各家のご先祖様に供養を捧げた。この度は彼岸法要に続き、息子の『授名式』を執り行った。今春より大学へ進学し親元を離れる節目を迎え、僧侶として名を改め、学業と佛道に精進できるよう檀信徒の前で決意を新たにしてくれた。私も18歳の春に“恵順(えじゅん)”と名を改めたことを思いだす…

改名は特別な理由がない限り行わないことではあるが、僧侶として佛道を歩むための必要条件となる。また、法的な改名手続きは裁判所で行われ、許可が下りて初めて改名が認められる訳である。

師父として弟子に授けた『恵精(えしょう)』という名、その名に相応しい人生を歩んでもらいたい。

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  1. jisen より:

    おめでとうございます。凛々しきご表情されていて一層頼もしき存在となられたようにお見受けいたします。今後のますますのご活躍、お寺の発展をお祈り申し上げます。

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