十五夜


明後日は十五夜、“仲秋の名月”である。当園ではこの時季に、『お月見会』を開催している。年長児が月見団子を作り、季節の果物や野菜、お花などをお供えして、みんなで歌ったり、出し物を見たりして楽しむのである。小さい頃の楽しい記憶は鮮明に残っているもので、我が家でも団子や果物をお供えして、縁側で月を見ながら食べていた記憶がよみがえる。今でこそ、食べたい時に食べたいものが何でも手に入る時代ではあるが、季節の収穫物に感謝の気持ちを捧げることは、子ども達にとっても大切な事だと感じる。そんな美味しい“秋の実り”をしっかりと味わい、その記憶を長くとどめ、自分達が親になった時には、我が子と楽しみながら感謝を捧げることの大切さを伝えてもらいたい。