お彼岸の話


“暑さ寒さも彼岸まで…” 次第に秋を感じるようになってきた。9月は秋のお彼岸ということもあり、当園の3才以上の子ども達に『お彼岸』のお話をしてみた。子ども達に「お彼岸って知ってる?」と問いかけてみると、「ご先祖様に手を合わせるんよ!」「お墓参りするんよ!」と涙ぐましい返事がかえってくるではないか。み仏さまの子ども達は、しっかりご先祖様に手を合わせることを理解してくれているようである。彼岸は仏道修行の期間でもある、「物事をよく考えて、すすんで良いことをする子になりましょう。」と、『六波羅蜜』の1つ『智慧』のお話をした。そして最後に“地獄絵”を見ながら、悪い事をした人はどうなるかお話すると、子どもなりによく理解してくれたようである。節分もそうだが、子ども達は“こわい鬼さん”がとても気になるらしい…