身体健全

先日、当山守護神「七面大明神」の大祭を奉行した。ことにこの大祭では、檀信徒の“身体健全”を中心に御祈願を行っている。誰しも「健康でありたい。」のは勿論のことだが、病気やケガは突然おそってくるもの。また、そうなった時に初めて、健康のありがたさに気付くことが多い。普段、健康の為に何かしら気を使っている人は、病気になる確率が低いと思う。出来るだけ歩いて移動するようにする。食べ物は野菜を中心に、腹八分目。ストレスを溜めない、溜まったら発散する。規則正しい生活を行う等々。気持ちを向ければ、体も自ずとその方向に進んでいくものである。ここで大切なってくるのは“継続”ではあるが…
大祭にて法力をそそいだ、自分の名前がしたためられた守札を目のつくところにお祀り頂き、日常の生活の中で少し健康に気持ちを向けて頂く。七面大明神の御守護と、妙法経力と、祈りを捧げる者の気持ちが感応同交したときに、御利益は不思議と顕れてくるのではないだろうか。