本堂前の梅の花も咲きはじめ、春を感じる時節が訪れた。去年の今頃も、ごく自然に春を感じる1日であったろう…　午後2時46分までは。昨日は何度も涙を流していた。テレビで組まれた特番や新聞での関連記事、1年経過したものの、いまだ心の傷は癒えることなく、様々な事情で進まない復興にやるせない思いが募る被災者のコメントが心に強く突き刺さった。ただ、多方面の人々から支援を受けた被災者たちの「ありがたかった。」とのコメントもあり、少し救われるような気がした。被災された方々が失ったものはあまりにも大きいが、少しづつでも前を向いて歩んで頂きたい。そして、この悲惨な出来事を忘れないことが、我々の大きな支援の源となることを信じている。