被災地への贈り物

昨日の朝刊の地域欄に、福山市立南小学校が東日本大震災で被災した岩手県山田南小学校に応援の寄せ書きとCDを送る予定であると掲載されていた。記事を読んでいると、児童会役員が母校と名前の似た山田南小が津波の被害を受けたことをインターネットで知り、企画したと書いていた。近頃の小学生はインターネットで様々な情報を入手出来るようだが、被災地の事を思う気持ちや行動はとても素晴らしいことだと感心する。小学生は小学生同士、同じ目線の相手の立場や気持ちが大人より分かるのかもしれない。山田南小の児童も、遠く離れた福山市の同じ年齢の児童から励ましの言葉をもらえると、どんなに喜ぶことであろう… 記事の最後に児童会長のコメントが載っていたが、ふと名前を見ると、よく知っているY君ではないか。御両親の背中を見ながら成長し、ドラゴンジムでは日々後輩達を指導し、大晦日『浄心水行』では毎年親子で参加してくれている彼である。何事にも真っ直ぐに取り組む姿勢こそが、心も体も大きく成長させてくれているようで嬉しく思った。
児童会長Y君ご家族。昨年の演武会にて。