さよなら、ルリ


一昨日、保育園で17年飼ってきた愛犬ルリが息を引き取った。夕方から様子が急変し、職員皆に看取られての最後であった。生き物が死を迎える瞬間、言葉では言いあらわせない感覚がヒシヒシと伝わってくる。今まで普通に灯されていた明かりが、次第に小さく弱くなって消えていく… 何とも寂しい瞬間である。
ただ、子ども達の声が毎日響きわたる園内で生活し、最後は皆に看取られて旅立つことが出来てルリは幸せだったと思う。お別れ間際に振ってくれた尻尾が、皆にありがとうと伝えてくれているようであった…