榎本武揚

曾祖父を誇りに思っておられるようでした。
先日、榎本武揚の曾孫にあたる榎本隆充氏が来寺された。
『榎本武揚』…天保7年8月25日(1836年10月5日) - 明治41年(1908年10月26日)は、江戸幕末~明治期の武士・幕臣、政治家(逓信大臣、農商務大臣、文部大臣、外務大臣歴任)。海軍中将・正二位・勲一等・子爵。(Wikipedia参照)
隆充氏は曾祖父武揚創立の東京農業大学客員教授として教鞭を執り、作家としても執筆活動されているようである。話の中で、武揚の父は福山市神辺町箱田の出身であることや、当寺と所縁のある福山藩大参事・岡田吉顕と北海道函館にて交戦したであろうことや、親族に著名な人物が多い事等を知ることが出来た。自身のルーツを振り返った時、そこには多くのドラマが存在するものである。この度も限られた時間ではあったが、“歴史の深さ”を感じる話をお聞きすることが出来て有意義であった。福山藩と所縁の深い当寺とも、過去に“ご縁”があったのかもしれない。