カブトムシ

先月、カブトムシの幼虫を沢山頂いた。早速、各クラスごとに分けて、昆虫ケースで飼育することに。そんなカブトムシの幼虫を見ていると、子どもの頃を思い出す。小学校時代、この時季になると友達と山に行っては、カブトムシの幼虫をよく捜した。朽ちた木の根元等によく生息しており、友達から情報を集めては“秘密のポイント”を探して回ったものだ。そんな場所には独特な木の朽ちた香りが漂っており、今も鮮明に憶えている。幼虫は何とも言えない姿で、弾力性があり、子どもにとっては興味をひく生き物であろう。
この度、職員さんや子ども達の幼虫に対するリアクションを見ながら、こうした自然界の生き物に触れることはとても大切だと感じた。住む環境を整え、水を与え、糞を取り除き、世話をする。生き物を育てるということは決して楽なことではないが、そこから学ぶことはとても多い。昆虫たちが限られた一生を精一杯生きていく姿を、子ども達にはしっかりと観察してもらいたい。
立派なカブト虫(成虫)になるのが楽しみですね。