巣立ちの季節

年長児は、あと数週間で保育園から巣立っていく…
そんな卒園を控えた子ども達にとっては最後の親子行事となる、“お別れ・お楽しみ会”を先週開催した。一年を振り返ると、子ども達の成長ぶりには驚かされることばかりである。特に小学校就学という初めての世界に踏み出そうとする園児達にとっては、この時期複雑な気持ちが入り混じっているようである。ともに歩んできた友達や担任との別れ、小学校への期待と不安… 子どもながらにそんな現実を受けとめようとしている姿が可愛らしい。また担任や職員達にとっても、嬉しい気持ちと寂しい気持ちが入り混ざるものである。担任にとっての年長児クラスは実に学びの多いクラスで、一人一人の個性や成長、また一緒に過ごした子ども達との想い出を、全身で感じることが出来る。お別れ会の挨拶でもこらえきれずに涙していたが、担任が流す涙は感動に満ちあふれていた。それだけ子ども達との絆を深めてくれたのであろう。あと数週間、園での最後の保育生活に、想い出づくりに、1日1日を大切に送ってもらいたい。
保育士達も全身を使って、楽しい演劇を子ども達にプレゼントしました。