感想文

T先生の生徒達を思うお気持ちに、感動しました。
先だって当寺で“修養”を行ったT美容専門学校のT先生が、参加した生徒達が感想文を書いたので読んで下さいと、わざわざ持参して下さった。校長先生とT先生からのお礼状も添えてあり、1枚1枚丁寧に読ませて頂いた。
・實相寺に行ったことで勇気をもらいました。
・こんなに沢山の人数を受け入れてくれて、ありがとうございました。
・文化保存や国際交流等、實相寺で取り組んでいる活動が分かりました。
・“お寺=閉鎖的”なイメージが変わりました。
・洋風な時計があってビックリしました。
・普段出来ない貴重な体験が出来て良かったです。
・掃除をして心が清々しくなりました。
・もっと掃除がしたかったです。
・保育園の子どもが可愛かったです。
・太鼓を叩いて楽しかったです。
・懺悔文を読んで、自分を見つめなおすことが出来ました。
・お寺の中は、線香の香りがいっぱいで落ち着きました。
・親元を離れて頑張る決心がつきました。
・合格祈願をしてもらい嬉しかったです。
・絶対合格して、カットで恩返しをします。
・仏像が大きくてやばかったです。仏像のように大きくなりたいです。
・自分の中の汚れをだして癒されました。今赤ちゃんのような心になった気分です。
・お茶が美味しかったです。 …等々
ほんの一部分しか紹介していないがその文章からは、それぞれ生徒達が感じたことがしっかりと伝わってきた。また、現在までの辛い境遇を打ち明けて書いてくれた生徒や、参加できなかった生徒の感想文もあった。この一つ一つが私のかけがえのない“宝物”となり、今後の自身の活動の大きな原動力となるのである。
“どんなに辛い境遇にあったとしても自分の可能性を信じ、くじけず続けることが出来れば、なにかしらの結果は必ず付いてくる。”
純粋に多くのことを感じてくれた生徒達が、この先、苦楽を経験しながら心を大きく育ててくれることを願っている。
今回の修養で、生徒達の1人1人の純粋さ、その生徒達に多くのことを一生懸命伝えようとしているT先生、その器となる学校を守る校長先生のお人柄を肌で感じることも出来た。心に残る機会を頂き、有り難う御座いました。
“生きた文字”は、まさに宝物です。