収穫の秋

JUGEMテーマ:日記・一般

どの子も夢中になって掘っています。
運動会が終わって間もなく、毎年恒例となっている“芋掘り”に出かけた。 年中・年長児が楽しみにしている行事の一つで、“秋の収穫”に胸躍らせての出発となった。本堂前でお祈りをし、運転手さんにも挨拶をしながら、みんなにぎやかに大型バスに乗り込んだ。道中、クイズをしたり、歌を歌ったり、車窓から信号機の種類や標識を確認しながら交通指導のおさらいも行うことが出来た。あっという間に畑に到着、今回もご好意で芋掘りをさせて下さるSさんにご挨拶をし、サツマイモの話を聞かせて頂いた。サツマイモは種イモから出てきたつるを植えて育てるらしく、実際に種イモと芋になる芽がついたつるを見せて頂いた。子ども達は芋が出来る過程を初めて知り驚いていた。私も保育士達もそうであった… 次に掘り方のコツを教えて頂き、待ちに待った芋掘りスタート!広大な畑に一列に並び、思い思いに芋を掘り始めた。掘って出てくる芋の形にみんな大興奮の様子であった。色んな形の芋は、見るだけでも心をウキウキさせてくれる。掘り終わると、こんどは芋を袋に入れて、みんなで力を合わせて車に積み込んでいった。自分で掘った芋は、重たくても何のそのである。帰りの車中では、程よい疲れが子どもたちを眠りへと誘っているようであった。園に到着するとみ仏さまに“ただいま”のご挨拶をし、とれたてホヤホヤの芋をシートの上に広げて今回の収穫を喜んだ。その頃ちょうど雨がパラパラと降り始め、タイミングの良さには本当に驚いた。み仏さまに、感謝である。降園時間、芋の入った袋を手に保護者と楽しそうに芋掘りの話をしている子どもたちを見て、思わず微笑んでしまった。“収穫”は笑顔を与えてくれる、自然の恵みである。
今年の収穫です。地主のSさん、ありがとうございました。