ハイチ震災復興支援

大勢の僧侶が、意欲的に募金活動を行いました。
先日、福山市仏教会主催の街頭募金が福山駅前にて行われた。ハイチの震災復興支援としての募金活動で、私も参加させて頂いた。ハイチの悲惨な現状はニュース等で見ていたので、何かのかたちで協力出来ればと思っていた。駅前に集合し、幟や募金箱の準備をして街頭に立つ。袈裟もそれぞれの宗派で特徴が表れていた。次第に参加人数も増え、総勢で30名以上にも及んだようである。
今回、募金活動中に目の前を通行する人々、募金をくださる方々を見ながら色々と感じることがあった。ことに学生をはじめ、若い世代の方も進んで募金をしてくれたことが、非常に嬉しく思えた。高校生、中学生、中には小学生も募金をしてくれていた。少し恥ずかしそうにはしていたが、困った人を助けようとする気持ちをしっかり持っていることが理解できた。また、通り過ぎていく人も、いったんは気にかけてくれていることが伝わってきた。そんな人は次回、どこかで協力してくれるはずであろう。募金の金額は人それぞれ違えども、困った人を思う気持ちや勇気ある行動は、この上なく尊いものである。今回ご助成頂いた方々に感謝し、本来の仏道の精神とも言えるこのような社会活動を、我々はたゆまず続けていきたいものである。
温かな気持ちに触れて、寒さを忘れることが出来ました。