色帯

みんなの前で、少し照れくさそうにしていました。
先月、空手道場での昇級審査に合格したT君が、色帯を締めて「武道教室」に参加した。「幼児で昇級審査を受けることはごく稀で、見事合格できる子は限られている。」と森藤最高師範は仰っていた。私も昇級審査に立ち合わせて頂いたが、5才という年齢ながらよくここまで頑張ったものだと、T君には感心させられた。6日に開催された「大演武会」の晴れ舞台で許証を手渡され、色帯を締めてもらったT君、「副園長先生、武道教室は帯どうするの?」と尋ねてきた。「もちろん、色帯締めてきていいよ。」と答えるとニコッと微笑んだ。色帯で初の参加となった「武道教室」、講師の森藤先生からも昇級審査のことや色帯のことが園児達に分かりやすく話された。帯の色の違いはどうしてあるのか、どうすれば帯の色が変わるのか、帯の色が変わるとどうなるのか…(詳細は、『どらごんの道場日記』「帯の色」にてhttp://dragon.accela.jp/cgi/topics/topics.cgi
私は“保育園でのT君”と“道場でのT君”を知っている。園では年下の年中児の憧れの存在として、道場では週3回決まった日に必ず通い、ハードな練習も黙々とこなす努力家… 子どものキラリと光る素質を磨くのは、家族のみならず周りにいる友達や大人達であろう。子どもの忍耐力を養い、精神力を高め、無限の可能性を引き出す上で“武道”はとても有効だと思う。私も“武道”とご縁を頂いている者として、子ども達の心身の成長にも、しっかりとかかわっていきたいと思う。