夏、夏、夏!

抜けるような青空でした。水遊びが待ち遠しい表情をしていました。
曇り空がしばらく続いていたが久しぶりに太陽が顔を出し、まばゆい陽射が降りそそいだ。気温もぐんぐんと上がり、汗もにじみ出る。本格的な夏到来である。
先日、雨で延期されていた“七夕の笹飾り焼き”と“プール開き”を同時に行った。園庭に集まり、笹飾りの周りに円を描くように並び、自分達の“願いごと”が叶うように、手を合わせお祈りをする。火をつけると瞬く間に燃え上がり、願いを乗せた短冊は、煙となって天に昇っていった。続いてプールの前に皆が集まり、夏の間プールで、怪我なく、楽しく、遊べるようにお祈りをした。子ども達は純粋である、み仏さまもその願いをきっと叶えてくれることであろう。夏ならではの行事は、心ときめかすものである。七夕しかりプールしかり、海水浴や花火見物、そして楽しい夏休み。気が付けば、学校は間もなく夏休みに突入するではないか。
寺では、お盆の棚経、盂蘭盆法要等々行事が重なる時期でもある。「暑さ寒さも彼岸まで」、夏も冬も関係なく元気に遊ぶ子ども達を見習い、しっかりと汗を流し、楽しみながら夏を乗り切ろうと思う。