和太鼓

動きも音も揃っていて、格好よかったです。
先日、A専門学校の生徒さんが、子ども達に劇や和太鼓を披露しに来てくれた。
昨年に続き二度目の来園である。将来、保育士を目指す若き生徒が子ども達を前に、日頃の成果を発揮するにはとてもよい企画だと思う。私は時間の都合で和太鼓しか見学できなかったが、イキイキと、そして息の合った演目であった。和太鼓の演奏は日本独得の文化とも言えよう。内臓に染み渡る重低音、とんつくとんつくアップテンポのリズム、縁を叩けばカンカンという木の音色、大小それぞれの太鼓がそれぞれの音色で絡み合う音の協演。聴いていて、いつも力が湧き立つような感がする。
各保育園においても、和太鼓を取り入れている園がいくつかあるように聞くが、情操教育にはとても良いことだと思う。今回、演奏してくれた未来の保育士さんも、日本の文化に触れながらその技を身につけ、子ども達だけでなく、多くの人に感動を与えられるよう、人間性も同時に高めて頂けたらと思う。
“人”を育てるのは、まぎれもなく同じ“人”なのだから…