武道の実践

“武の道”を、たゆまず進んでおられます。
本年、1月10日号の経済情報誌「ビジネス情報」に、当園「武道教室」講師の森藤明先生の記事が大きく掲載されていた。保育園のみならず、ご自身の道場を始め、文化センター講師、美容専門学校講師等も勤められ、多忙な日々を送られている。薬剤師の資格も有し、薬局経営の経歴も持たれる。見た目は強面だが、その実礼儀正しく、日々の目標を実践し、何事にも心血注がれるところが私達の心を掴んでやまない。日頃子ども達と接する先生の姿を拝しながら、“技”を教えるのではなく、技を使うための“心”を育てていると強く感じさせられる。「技は身を護る武器ともなり、また使い方を誤れば凶器とも成る。技を持つための器は大きく深いほど役立つ。器とは心であり、心を磨くのは日々の実践である。日々の目標が実践できなければ、何を習得することが出来ようか…」と、よく諭されている。
子ども達にとって今は意味が解らずとも、日々の実践が成長と共に理解され、その経験を糧とすることが出来れば、心身共に輝くことが出来ると思う。
自らを磨くための日々の実践、身をもって示せる人はそう多くはない…