年末大掃除

煙突のススも、落として頂きました。香炉や燭台も、綺麗に磨いて頂きました。
年の瀬になると、どういう訳か毎日せわしなく感じてしまう。やはり1年の区切りとなるからであろう。そんな中、毎年恒例となった境内大掃除を先週行った。10数名の檀信徒のお手伝いを頂き、今年もスムーズに掃除が進んだ。本堂や庫裡、外回り等、人手が少ないと大変な場所も、人数が多いと本当に助かる。この時期、各ご家庭にても何かと忙しいのに、お寺の掃除に参加して下さるとは、まさに“佛心”である。天気予報では雨の予報であったが、幸い日差しも差し込み事の他はかどった。本堂では格子の埃をはけで落としてもらったり、仏具を磨いてもらったり、庫裡でも同じく埃を落として掃除機をかけてもらったり、煙突まで掃除して頂いた。普段、まじまじと見ることがない場所も見て頂くことができ、皆さん意外な発見をされていたようだ。
何ごとも、手をかければかけた分だけ愛着も出てくるものであろう。380年余りの時を重ねた建物には、人々の思いと時の流れが染み付いているものである。今回お手伝い頂いた皆さんは、知らず知らずに寺の歴史にも大きな足跡を残してくれたことであろう。お手伝いいただき、有り難うございました。
合間の休憩では、会話も弾みました。記念にハイ、チーズ!有り難うございました。