保育研修にて

100名を超える参加者が、熱心に聴講していました。
先日、地域子育て支援センター「ほいくの園」15周年記念事業の一環として、会員研修が2日に亘って開催された。初日は「新保育指針について学ぶ」と題して約2時間、解釈や運用についての留意点が説明された。夕刻からの開催ではあったが、施設長をはじめ保育士も多数参加され、保育に対する熱意を感じることができた。
翌日は施設管理者を対象とした講義が約5時間、実に濃い内容で進められた。
今回の講師は小笠原文孝先生と言われる方で、自身も宮崎市内で社会福祉施設を複数経営され、保育政策についても国と意見交換を行う立場にある方のようである。「保育政策においては、現場の意見がしっかりと汲み取られ、子どもを第一に考えた政策がなされることが望ましい。」と仰っていた。
子どものおかれる家庭環境は千差万別。環境によって大きく左右されるのが子どもであり、乳幼児期に一番必要とされるのは、親や身の周りの者からの“愛情”といえよう。時代を担う子どもが、しっかりと愛情を注がれ、学び、遊び、そして心を大きく育てることが出来れば、未来は明るいものとなるはずである。我々保育園の担う役割は、とても大きいと感じる研修であった。