「敬老の日」を前に

肩たたきをしてもらって、おじいちゃん・おばあちゃんは大喜びでした。月光仮面の登場!どこの誰だか私は知っています。
今月15日は「敬老の日」。全国各地でも“敬老行事”が開催される事であろう。当園でも毎年この時期になると、「祖父母参観」を行っている。保育園の子ども達から見ると、祖父母といっても中には40代の方もおられ、いささか“敬老”と呼ぶには早いこともあり、当園では「敬老参観」ならぬ「祖父母参観」と呼んでいる。もちろん曽祖父母の参加も大歓迎である。子ども達の出し物を見たり、手作りのプレゼントをもらったり、触れあい遊びをしたりと、参加された祖父母からは沢山の笑顔がこぼれていた。「孫は無条件に可愛い…」とはよく言ったものだが、全体的にそんな雰囲気が漂っているから面白い。保育士のアトラクションでは“月光仮面”が5人も登場し、会場を沸かせていた。世代をよく考えた企画であった…
子ども達は今でこそ何不自由ない生活を送ることが出来ているが、敬老者の中には戦争を経験したり、物が無い時代を送った方々も多くおられるはずである。敬老者の方々には、そんな体験をしっかりと今の子ども達にも伝えてもらいたい。欲しがる物を与えるのも愛情ではあるが、物の有り難さを教えることも“大きな愛情”のはずなのだから…