夏の夕べ

全国各地で最高気温のニュースが話題になって事欠かない毎日であるが、この暑さをものともせず園の子ども達は元気満々である。そんな子ども達が楽しみにしている「精霊まつり(夏まつり)」が、先日行われた。夕刻になると、浴衣や甚平を着飾った園児達が保護者と一緒に集まってきた。

まずは本堂にて各家のご先祖様に手を合わせ、お祈りを捧げる。献香、献花、献灯も上手にお供えができ、ご先祖様も喜ばれたことでしょう。

続いて外に場所を移し、恒例の盆踊り。暑さをものともせず、団扇を片手に踊りを披露。その後、お待ちかねの夜店がスタート。夜店は保護者会が主体となり、ゲームやバザー、飲み物や食べ物などが販売された。毎年の事ではあるが保護者会役員さんが中心に準備を進め、暑いさなか鉄板で料理を作ったり、各持ち場で額に汗しながらサービスを提供してくださった。

ひとしきりお腹も気分も満足すると、フィーナーレの花火となる。大小様々の花火が、夏の夜に彩りを添えてくれた。そして本堂に向かって大人も子どもも手を合わせ、お祈りをして解散となる。
いつの世も、祭りは人の心を和やかにしてくれる。ことに、子ども達の笑顔がそれを物語っている。