紙粘土とピーズ

子ども達は、小さなビーズを器用に埋め込んでいきます。小さな花火が、可愛らしく咲いています。
先日、保育園「お花教室」にて、講師である妻が創作指導を行った。いつもは生花を使って作品を制作しているが、今回は紙粘土に色とりどりのピーズを埋め込む、一風変わった創作となった。まず紙粘土を丸めて平たくのばす。まさに“うどん作り”の要領である。次に平たくなった紙粘土に、星型や丸型の色とりどりのビーズを、花火をイメージしながら埋め込んでいく。最後に貝殻を押し当てて型をとり、アクセントをつける。こうして、白い紙粘土の上に個性豊かな花火が鮮やかな色で“花開く”のである… 身近な材料を使い、人々に感動を与える創作活動。いけばなの中にもそういったジャンルがあるようだ。今回、生花を直接使うことはなかったが、“花を咲かせる”意味では面白い創作だったと思う。何よりも、完成したときの子ども達の笑顔が、全てを物語っている。次回は何が飛び出すか、子ども達をはじめ私も楽しみである。