別れと出会い

入園式、子ども達の瞳は輝いてました。担任紹介、保育士達もやる気がみなぎっています。
春は“別れと出会い”の季節である。先月末、保育園では卒園式が行われ、長年保育生活を共にした年長児が、希望を胸に巣立っていった。小学校に入学しても元気で明るく毎日を過ごしてくれることであろう。そして先日の入園式では、新しく園に通ってくる子ども達を始め、1つ上のクラスに進級した子ども達も、新しい環境に胸躍らせる様子であった。職員にも新旧交代があり、園をあとにされる方、新しく来られる方それぞれに、感謝の気持ちを伝えさせていただいた。
先日、息子と空手の練習に行った時のことである。道場では最高師範が、「今日、息子を大学に送り出しました。」と話された。最高師範の息子さんも道場では共に汗を流し、親子で修練に励むその姿には、私も息子との姿をダブらせていたような気がする。そんな息子さんの門出を喜びながらも、心なしが寂しそうにされていたのが印象的だった。
出会いがあれば、いつか別れがおとずれる。嬉しくもあり悲しくもあるが、そこから学ぶことはとても大きい。その時、その時で出会える人とのご縁を大切にし、相手に対して感謝の気持ちを持つことが出来れば、きっと素晴らしい時を送れるはずである。