第2回マス大山カップ

古武道で使われる、トンファとヌンチャク。
「第2回 全国極真流空手道選手権大会」が岡山市桃太郎アリーナで開催された。今回、息子は龍真会・ドラゴンジムから「型試合」の部へ出場させていただいた。型といっても、己の体のみで表現するものから、武具を使うものまで様々である。息子は古武道“トンファ”を森藤師範からご指導頂き、数ヶ月練習に励んできた。私からすれば、「よくあれだけの動きが憶えれるな」と、いった印象である。同門からは他に、“ヌンチャク”“半棒”の練習を重ねた門弟も出場し、それぞれ精一杯に演武していた。入賞こそ出来なかったが、ご指導を頂いた各師範、応援してくれた門弟からは多くのことを学んだ様子だ。「型は何百回、何千回、何万回重ねて初めて自分のものになる。そして同じ動作を繰り返すことは、自分との戦いでもある。」森藤師範のお言葉である。まさにその通りだ。私も僧侶として、同じことを繰り返す事がどれだけ大変であるかは理解しているつもりだ。子ども達には理解しづらいかも知れないが、繰り返しの一つ一つが自分を大きくしてくれるものである。今後も、勝敗にかかわらず目標を定め、自己の鍛錬に情熱をそそげるよう、親として門弟として応援していきたいと思う。