待ちに待った、プール開き

子ども達の笑顔を思い浮かべながら、皆で準備しました。どの子も、この日を心待ちにしていた様子です。
ここ何日、曇りと雨が繰り返しているのだろう。梅雨だから仕方ないにしても、この湿気は少々こたえる。当園の子ども達はそんな天候をものともせず、毎日元気に登園してくる。今日は待ちに待った“プール開き”の日だ。昨日、保育士たちがプールを設置した。幸い雨もあがり、空は我々の見方をしてくれているようにも思えた。しかし今朝方、目を覚ますと雨の音が… 「今日はプール開きなのに、どうなるかなぁ~」と、内心気になりながら朝勤を終わらせる。次第に雨も小降りとなり、「この調子なら大丈夫」と、思える空模様になってきた。しばらくして、登園してきた子どもがニコニコしながらプールをのぞいてクラスに入っていった。やはり、楽しみなのだろう。9時20分に、全園児がプールの周りに集まり、「安全祈願」のお祈りを捧げる。毎年のことではあるが、子ども達がケガをしないように“み仏さま”に手を合わせ祈る姿は実に微笑ましい。その後、プールについての諸注意を先生から聞き、各クラスが順番に手や足を浸して水の感触を楽しんだ。
日本の四季は素晴らしい。その時季ならではの遊びを通じて、子ども達の感性も養われていくのだろう。早く梅雨が明けて、子ども達が思いっきり水遊びが出来ることを、我々も楽しみにしている。