「教化研究会議」in高知

沢山の僧侶が研鑽を重ねました。
先日、高知市において中四国地方の僧侶が集い、“青少年の教化”についての研究会議が開かれた。総勢100名以上の参加者が、基調講演や分科会にて、様々な活動事例を聞いたり、教化取り組みについての意見交換等を行うことが出来た。“青少年の教化”といっても、その方法論は多岐にわたってあると思う。ただ宗教的なものを押し付けるのではなく、青少年が悩んだり、迷ったりした時には、そっと話を聞くことが出来る環境を整えたり、複数人が集まって何かの活動が出来る組織作りをしたり、直接当事者でなくとも、周りの人からの誘いによっても参加できるイベントを行ったりと…etc.
お寺はどちらかと言えば、若者よりお年寄りが行く場所というイメージが強いのではなかろうか。やはりそういったイメージを払拭する為にも、我々僧侶は努力を怠ってはならない。老若男女、また日本人に限らず異国の人が訪れても、「来て良かった。」と、思ってもらえる寺院を目指したいと思う。
今回の研究会議では、多くを感じることが出来た。参加されたお上人をはじめ、会場となった高知県のお上人方にも、御礼申し上げたい。