語りかける写真

鳥越 修 先生撮影 『福山實相寺寒行』 
先日、あるお方から嬉しいメールを頂いた。
昨年末の『浄心水行』の写真を撮ってくださった、写真家の鳥越 修先生からである。「福山市美展」の招待作家でもある先生が今回、『福山實相寺寒行』というタイトルで作品を出品してくださったのだ。ちなみに、鳥越先生は「二科展」や「富士フィルムフォトコンテスト」でも、数々の賞を頂いておられる。
思い起こせば、昨年末の『浄心水行』では、小学生3名、中学生1名、女性1名、武道家1名、一般男性5名の挑戦者と共に“寒水”を一生懸命かぶらせて頂いた。子ども達は悲鳴に似た声をあげ、大人達も雄叫びをあげ、身震いしていたのが印象的だった。紅一点のYさんも白衣姿で奮闘してくださり、カメラマンのリクエストに頑張ってこたえてくれていた… (挑戦者皆さんお疲れ様でした!本当に感謝しております。)
今回の作品は、一般挑戦者の部が終わった後に行った「水行」の写真であるが、夜の暗闇で動きのある被写体を撮るのはかなり難しいようである。
6月20日~24日、ふくやま美術館にて開催される『第54回福山市美術展覧会』に作品を出品して下さった鳥越修先生、またご協力下さった田口武志様をはじめ皆様に、心から御礼申し上げたい。