『武道』から学ぶこと

前回の日記でも保育園の「特別教室」について触れてみたが、今年度より新たに『武道教室』が始まった。
我々家族も門弟として所属している、「空手古武道龍真会」最高師範の 森藤 明 先生にご指導を頂いている。現在、道場には100名を超える門弟が所属し、幼年少年、学生、一般、親子門弟等が、毎日、気持ちよく汗を流している。
私もご縁を頂いてからというもの、『武道』を通じて様々なことを学ばせて頂いている。道場での幼少年に対する指導においては、礼儀作法はもちろんのこと、日常生活の心構えまでごく自然に指導され、子ども達は一日の生活を振り返り、「良かった事、悪かった事、学んだ事、全力で頑張れた事、我慢する事、どうすれば良いか、自分の夢、自分の目標」等々を『反省ノート』に書いて提出している。それを見ながら先生は個々に対話をし、次のステップへ進めるよう指導をされている。
子ども達にとっても一番大切なのは、“心”を育てる事ではなかろうか。「武道においては技や力だけでなく、心の鍛錬こそが一番大切なことである」と先生も仰っている。もっともだと思う。そんな『武道』に触れることで、“明浄っ子”も、さらに心と体を大きく育ててもらいたい。

初めて見る森藤先生に、少々緊張気味の子ども達です。
基本となる正座や礼の作法を教えてもらいます。

礼が出来るようになったら、自分の名前が入った真新しい道着の前に座ります。そして待ちに待った道着を“自分ひとりで”着てみます。

帯の結び方にはみんな頭をひねったようです。
先生の手本を見て出来あがった子は、まだの子を手伝ってあげます。
着終わると整列して正座します。

次に体を動かして、基本的な運動をしました。
最後は正座をして、日常の心構えを大きな声で斉唱します。
みんな大満足の様子でした。