芦田川

白く写っているのがゴミです。どうすればゴミが減らせるか、真剣に考えなくてはならないと感じました。
前日の雨もあがり、眩いばかりの日差しが降り注ぐ日曜日、あまりの天気の良さに、自転車で息子と『芦田川』へ出かけてみた。ちょうどツクシが顔を出す時季でもある。道中、あえてアップ・ダウンのある道を選び、しっかりと自転車をこいで運動することが出来た。Tシャツ一枚でも暑いくらいだった。程なくして芦田川に到着し、乾いたのどを潤わせる。土手を下りて川岸を走っていると、陽気に誘われてか、何人もの人が散歩を楽しんでいた。昔からよく見る光景である。
『芦田川』県内水質汚染ワースト1のレッテルを貼られた川でもある。私が幼少の頃は、この川で泳いだり、シジミを取ったりしてよく遊んだものだ… 水質汚染もさることながらゴミも多い。土手や川の中州にもペットボトルやビニール袋などの家庭ゴミが随分と見受けられる。そんな『芦田川』を見ると、何とも言えない気持ちになる。
慈善団体や企業等により年に何度もゴミ拾いが行なわれているようだが、ゴミを捨てる側だけでなく、総じて市民の一人一人の意識が変わらなければ“本当の意味での改善”にはならないと思う。ゴミをゴミ箱に捨てるのは、最低限のマナーである。自分が出したゴミぐらいは、自分で持ち帰り処分するよう意識に留めたいものである。
土手に顔を出したツクシが、そっと語りかけているような気がした。
昔から土手にはツクシがはえています。この“小さな自然”を壊さぬよう、心がけたいですね。