お花教室

見て下さい、この真剣な眼差し!雛飾りの前で、はいポーズ。
本日、保育園では「お花教室」が開催された。以前も「浄心日記」で紹介したことがあるが、「お花教室」とは年長児クラスの特別教室で、講師は妻がつとめている。
今回は、竹の花器に柳と菜の花、スイトピーを添え、ひな祭りをイメージした作品である。竹は大晦日の「浄心水行」で水盤の四方に立てた青竹を、節ごとに切った手作り品で、柳には紙粘土に色を付け小さく丸めた“あられ”をあしらい、ひな祭りの雰囲気をかもし出している。子ども達も色とりどりの紙粘土を丸め、一生懸命柳に飾り付けている。そしてスイトピーの淡いピンクの花と菜の花を柳と共に竹の花器に挿し、最後にお内裏様やお雛様の切絵を添えて完成である。
それぞれ個性あふれる作品を手に取り、雛人形の前ではいポーズ!みんなニコニコ上機嫌であった。
身近にあるものを使って創作活動をすることで、想像力を養うことが出来るような気がする。子どもに限らず我々大人も、枠にはまらない柔軟な思考を保てるよう、時には童心に帰ることも必要であろう。