平成19年“元旦”

ご近所の方々との語らいは、楽しく有意義なひと時でした。ご先祖様にもご挨拶をし、皆で信行に励みます。
大晦日、『浄心水行・除夜の鐘』から一夜明け、眩い初日の出を迎える。
昨夜の“興奮と達成感”が疲れを吹き飛ばす、清々しい朝だ。
家族で年頭のご挨拶を済ませ、おせち料理をしばし堪能する。
元旦はAM10:00から当山を会場に、町内の『新年互礼会』を行った。
20名近くの方々が集まり、町内の古今東西、四方山話に華が咲く。
90歳を超える方もおられ、自分の長寿と健康に感謝されていた。
一時間程の語らいではあるが、色々とお話が聞けてよかった。
互例会が終わるとPM2:00から行われる『初詣初祈祷』の準備に取り掛かる。
新年にお寺にお参りし、ご祈祷をうけ、一年の安泰を祈願する『初詣』である。とかく“初詣=神社”というイメージがあるが、お寺でも『初詣』は行っているのである。
時間前には檀信徒がお参りされ、新年のご挨拶と共に、そっと息子に“お年玉”を渡して下さる。有り難いことである。
法要では参詣者全員でお経をお唱えし、お加持を受け、一年の幸運を皆でお祈りする。私も参詣者全員に「撰法華経」を当ててお払いする時、一心に皆さんの“健康と幸せ”をお祈りしている。
30分程の法要が終わると、恒例のお屠蘇を振る舞い、福銭をお渡しし、新春初くじを引いてもらう。くじ引きでは、5名の方がビタミンたっぷりの商品を当てられた。
この1年も、皆さんが笑顔で過ごせるよう、ご祈念申し上げます。
ご祈祷を行い、一年の安泰をお祈りします。『撰法華経』を体に当てて、お払いをします。