今年もお世話になりました。

この日は朝から冷え込みましたが、本堂前での取材となりました。Hリポーターさんと「浄心水行」について、色々お話させて頂きました。
いよいよ今年も残すところ、あと1日となってしまった。
年末年始はお寺にとっては繁忙期で、あっという間に時間が過ぎていく。
今日も朝から寺族総出で、大晦日「浄心水行・除夜の鐘」、元旦「初詣」の準備を行う。
お寺には、出先から帰郷されたであろうご家族とお揃いで、お墓参りをされる方が後を絶たない。そんな光景を見ながら、「一家でのお参りは良いものだな」と思う。多くの方がご先祖様に年越の準備をして下さり、心も温かくなる。
そんな中、昨日に続きAさんがお手伝いに来て下さった。猫の手も借りたいこの時期、非常に有り難く思う。また、お参りに来て下さったNさんも色々とお手伝い下さり、感謝感謝である。
明日の「浄心水行」用に水盤を組み、周りに青竹を立て、幣束を飾る。
これで、「水行」の準備は万端である。
先日は、FM福山のラジオ取材も来て下さり、「浄心水行」について色々とお話をさせて頂いた。我々僧職からすれば“ごく自然な修行法”であるが、他の方からすれば、「信じられない事をするものだ!」といったとこであろうか…
昨年はカナダ人を含む9名が参加され、終了後“感激”の声を頂いた。
人間やれば何でも出来るものである。こんな偶然の機会に出会う人は多くはないが、それぞれの思いを持って「浄心水行」に参加して頂ければと思う。たった一度の「水行」でも修行には他ならない、心には必ず“響くもの”がある筈である。