池のコイ

愛らしい9匹のコイ。手をたたくと寄って来ます。妻と父、親子で語らいながらの池掃除。
当山の池には9匹のコイがいる。朝の読経で本堂にあがる時、池の横の渡り廊下を通ると、口をパクパクさせて寄って来る。実に愛らしい“住人”である。
去年の2月に総代のN様が鯉と亀を寄付して下さり、それ以来、当山で毎日優雅(?)に暮らしている。
さて、生き物を飼うという事はお世話をさせて頂くという事で、コイに関しては餌やりと池掃除の“おまけ”が付いている。夏場の池は濁りが早く、月に3~4回は掃除をしなくてはならない。そんな時、保育園の職員もよく手伝ってくれ、コイは快適な夏を過ごせたようだ。…保育士さんも徳を積んでおられる。
一度、排水口の栓がきちんと入っておらず、池の水が全部抜けて、小さな池壺で9匹が腹を上に向けて昇天しそうになっていたが、危機一髪で助けたこともある。このコイ、なかなかの強運だ。
今日はその愛らしい瞳で「池掃除をしてネ!」とオネダリされたので、頑張って掃除をさせていただいた。タワシでゴシゴシと石や底をこすり、緑の藻を落としていく、終わる頃には腕と腰がヘロヘロになっている。
そして綺麗になった池に水を入れる。水は井戸水を引いており、天然の水にコイも大満足である。水を入れ終わるとコイが寄って来るので、餌をあげてしばしコイを眺める。本当に気持ち良さそうだ。
これから寒い冬を迎えるので、今のうちにせっせと餌をあげて太らせておこう…

池のコイ” に対して1件のコメントがあります。

  1. かあちゃん より:

    うちにも鯉が20匹程いるのですが、 父が亡くなってから 掃除をしてなくて?
    鯉を泳がせながら、デッキブラシで ゴシゴシこすっては いけないですかねー 苔やらゴミは 網ですくうつもりですが。

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