空手道秋季練成大会
昨日、市内のT中学校を会場に『空手道秋季練成大会』が開催された。日頃親子でお世話になっている、空手古武道『龍真会』の小学生門弟(1~6年生)も、この度は10名の出場である。この日を迎えるにあたり、出場を決意した少年達が日々汗だくになり練習を重ねてきた姿を、私も道場に通うたびに拝見せて頂いた。
9時に息子と会場入りすると、参加選手と親御さんが大勢集まっておられた。間もなくして、M総師範の号令にてウォーミングアップが始まる。日頃道場で行っている基本練習を当たり前のように皆でこなしていく。体育館には他道場の門弟も多数おられたが、大きな声を出して練習をする龍真会の門弟に注目が集まる。小学生にとっては、場所が変わるだけで緊張するであろうし、まして初参加になればなおさらの事である。それを払拭するかのように、日頃の道場と何変わりなくこなしていくのも、M総師範の“親心”であろう。心地よい汗をかき終わる頃には、子ども達の顔から緊張感が取れていた。その後、体重測定、開会式、ルール説明が終わり、いよいよ第一試合の開始となる。龍真会の門弟は言うまでもなく、全身全霊で試合に挑み、皆がそれぞれ善戦であった。(試合結果 http://dragon.accela.jp/参照)
いつも大会にて感じるのは、龍真会の門弟は試合コートに入る時、出る時、一礼がきちっと出来ている。また、会場に入ると、脱いだ靴をきちんと揃えている。一見、何でもないようなことだが、こうした行動が身に付くと言うことは、肉体と共に精神も磨かれていると言うことである。
試合の勝敗も一つの“はかり”にはなるが、それだけにとらわれず日常生活に於いても「成すべきことが成せるよう」成長してもらいたい。
決勝の試合は仕事の都合で見れなかったが、精一杯挑んだ息子にも一言かけてやりたい、「よく頑張ったな!」