精霊まつり

本堂に集まり、ご先祖様に供養を捧げます。太鼓に合わせて、楽しく踊りました。
22日は、保育園で「精霊まつり(夏祭り)」が行われ、多くの人で賑わった。前々日まで激しく降っていた雨も、前日にはぴたりとあがり、準備も事のほか順調に進んだ。また、当日も久しぶりの晴天に恵まれ盛会であった。これも、当山ご守護の七面大明神様のご加護であろうか。
本堂にて御仏様に献灯、献香、献華を施し、園児と保護者一同にてご先祖様にお祈りを捧げる。その後、グランドに移動し盆踊りが始まる。赤や黄色や色とりどりの浴衣を身にまとった可愛らしい園児達が、太鼓に合わせて楽しく踊っている。毎年のことではあるが、微笑ましい光景である。踊りが終わると待ちに待った夜店のスタートだ。保護者会役員さんがこの日の為に色々と準備して下さった、ゲームや食べ物の屋台にいっせいに走り出す。思い思いに屋台を楽しみながら親子の会話も弾む。町内や近所の方も、多数お見えになって下さっていた。フィナーレの花火では、しばし幻想的な雰囲気につつまれる。楽しい時間はあっと過ぎてしまうものである。皆が本堂の前に集まり、御仏様に感謝のお祈りを捧げ閉会となる。
日本のよき伝統文化として、「夏祭り」は各地で開催されている。神仏に対して感謝の念を捧げたり、ご先祖様にご供養を捧げたり…その形は様々であるが、お祭を通じて“眼に見えないモノへの感謝の気持ち”を忘れないでほしい。