ブルガリアからの使者4

園児が一生懸命歌う姿を、しっかり見つめていました。思った以上に喜んで、汗をかいていました。
ブルガリア御一行が實相寺を後にして、早くも一週間が過ぎた。あの日の出来事が嘘のようである。ブルガリア協会のD事務局長さんの話によると、帰国前に今回の訪日でどこが一番印象に残ったか?の質問に「實相寺とお台場」と答えたらしい。なんとも嬉しい話である。
さて、明浄保育園との交流会の話に戻るが、子どもたちは初めて見る異国の人々にいささか緊張しながらも興味深々で、音楽やダンスが始まると食い入るように見ていた。舞台でのショーが終わると団員全員が子どもたちの中に入り、楽器を見せたりスキンシップをとって交流を始めた。最初は戸惑っていた子ども達も最後には言葉は通じずとも笑顔を見せていた。そして保育園の子ども達も皆で歌をうたって来園を歓迎し、この日の為に一生懸命作った折り紙をプレゼントした。小さな子ども達との交流にブルガリアの団員もとても喜んでくれたようである。O主任を始め他の職員も英語で気持ちを伝えようと一生懸命努力していたのが印象的だった。この日、取材に来てくださったテレビ局、ラジオ局、新聞社等の各報道関係の方に御礼申し上げます。
その晩は、再び空手古武道R会に体験入門させて頂き、女性4人男性2人、アシスタントにOさんを同行してM会長よりご指導を頂く。この日も女性軍団が燃えていた。パンチやキックを一通り体験し、他の門弟さんもお相手をして下さる。間違いなく男性陣の顔は緩みっぱなしであった… M会長様、有難うございました。ちなみに實相寺居残り組は前回同様、妻や保育園職員と共に花火を振り回して楽しんだようである。その日はお寺での最後の夜となる。夕方、母が近くのスーパーへブルガリアっ子を連れて行き、好みのお菓子とジュースをさし入れたこともあり、みんな夜遅くまではしゃいでいた。翌日は、いよいよお別れの日だ…