保育ボランティア

保育士養成校の学生さんが実際の保育現場で見識を深めるために、保育施設にボランティアとして体験に訪れることは多々ある。当園にも過日、2名の学生ボランティアが『武道教室』を体験しに来園してくれた。

『武道教室』開始前には、子ども達はいつも遊戯室や廊下の雑巾がけしている。そんな子ども達に混ざって学生さんも雑巾がけにチャレンジ。普段使わない筋肉を使うことに意味があるのです。

続いて正座、瞑想、礼、ストレッチ、基礎体力と、子ども達と同じようにメニューをこなしていきます。『武道教室』を体験した人は、普段どれだけ運動をしていないかが自覚できるようです。この日は基本剛法の一部まで体験してもらいました。

終わった後に感想を聞くと、「子ども達が長い間正座をして、静かに話を聞けることに驚きました。」「子どもが注意をされる時に、なぜ注意をされたのか理解していることがすごいと感じました。」等々… 実際に体験したからこそ、純粋に感じることがあったのであろう。

こうして将来保育士を目指す学生さんには、現場でしか体験できないことを大いに学んでほしいと思う。そうして保育士という素晴らしい職種で、子ども達が喜ぶような大きな花を咲かせてほしい。