プチ団参旅行

先月、檀家の皆さんと、三原・竹原を‟プチ団参旅行”で巡ってきた。日頃お世話になっている檀家の皆さんと楽しい時間を過ごしたいと色々考え、先ずは近場からと今回の企画に至った。

三原・妙正寺では、本堂にて一読後、堂内や寺宝を拝観させて頂いた。

その後、境内を散策させて頂き、建造物についての説明も聞かせて頂いた。

鐘楼堂の梵鐘は1576年鋳造ととても古く、市の指定文化財でもある。

今回参拝させて頂いた妙正寺は、三原浅野家の菩提寺で歴代の城主もお祀りされ、多くの文化財も有する立派な寺院である。ことに實相寺檀家のご先祖が妙正寺第20世ということもあり、皆で一緒に墓参出来たことはとても意義深く感じた。温かくお迎え頂いた柴田住職には、厚く御礼申し上げたい。

その後は一路竹原市に移動し、ホテルにて昼食。元気をつけてから、街並み散策となった。

竹原の町並み保存地区は、風情漂う実に素敵な場所である。

旧家の中を拝見したり、

竹鶴酒造のマッサン・リタの記念像(實相寺宗祖銅像を手掛けた竹中銅器鋳造)の前でポーズを決めたり、

‟竹原の清水の舞台”を見学したり、楽しく心地よい時間を過ごすことが出来た。

こうして檀家の皆さんと団参をすることで学びながら楽しい想い出をつくることは、人生の上でも大切なことだと感じる。今を支えて下さっている皆さんとも、さらに心に残る時間を増やしていきたい。