第10回『浄心水行』 其の二

四座目は一般男性の部です。

毎年、続けて参加している方もいれば、この度初めてという方もいました。

心を静めて、それぞれの一年を振り返ります。

そして寒水をもって、穢れを掃うことが出来ました。
こうした大人の背中を子ども達は見ているのです。
「第四座 一般の部」 ※参加回数 ( )内は年齢
10回目・山本真史(43)
8回目・後川幸太郎(47)
6回目・野濵卓史(43)
5回目・新屋純(46)
4回目・神崎聖(49)
2回目・倉田雄一朗(41)
初 回・水野純(40)、寺山武士(43)
二座目 岩佐和輝(19)
座目 佐伯友一朗(18)

この日は四座で終わる予定でしたが、今年10回目の参加となる山本真史さんから「もう一座お願いします。」とのことで、息子と3人で五座目を行うことになりました。

今までの『浄心水行』に全て参加されたこともあり、感謝の気持ちを込めて水盤正面にお迎えして行いました。さすが余裕と貫禄が漂っています。

思い起こせば、初回は英国人を含む大人9名で始めた『浄心水行』
その後子ども達の参加者も増え、今では“水行”という仏道修行に触れる大切な機会となっています。
ただ単に水を被るイベントではなく、感謝の気持ちや目標に向かって努力する精神を養ってもらえれば幸いです。
ことに毎年ご助勢を頂いている龍真会・ドラゴンジムの森藤明先生には感謝御礼申し上げます。

水行の後は、家族で除夜の鐘を撞いて新年を迎えました。
日本の伝統文化は、心に染み入ることや気付かされることがとても多いです。

大晦日に我が家でテレビを見ながらゆったりと年を越すのもいいですが、わざわざ寒い思いをしながら身を清める年越しも素晴らしいと思います。どちらがこれからの人生で役に立つかは、皆さんの心ひとつではないでしょうか。
参加者そして応援者、お手伝い頂いた檀信徒の皆さん、皆さんが積まれた“徳”は、必ず皆さんに降りそそぐことでしょう。
平成27年が善い年となりますように! 南無妙法蓮華経