母の日に思う

5月は母親の誕生日月でもあり、11日は母の日でもあった。今年70歳を迎えた母親であるが、昨年8月には体調を崩し数ヶ月の入院を余儀なくされた。今は退院してリハビリに通えるほどに回復している。今まで体調を崩すことはしばしばあったが、この度は正直死を覚悟した。現在、多少の障害は残ったものの、本当によくここまで回復してくれたと神仏のご加護にも感謝している…
子は母から産まれ出て母の乳を含み、母の無条件の愛情を受けながら成長していく。男性の場合、結婚して子供が生まれた時、妻の子育ての姿を見たり、自分が実際に子育てをしてみた時にその大変さを実感することが多いのではないだろうか…
自分が親となり、子供が成長し、親が年をとる。自然の摂理ではあるが、いずれそれぞれの別れは必ず来るのである。
「産んでくれてありがとう。育ててくれてありがとう。生きててくれてありがとう。」今は、そんな言葉が自然に口にでるようになった。