礼に始まり、礼に終わる。

新年度に入り1ヵ月半が経過したが、子ども達はすっかり新しい環境に慣れたようである。年中・年長児は今月から『特別教室』が開始となる。昨日は、みんなが楽しみにしていた『武道教室』が開催された。年長児は昨年1年を通じて経験しているので、今年は年中児のお世話をすることにやる気満々の様子であった。年中児は、初めて身につける道着を待ち焦がれていたようで、どの子も目を輝かせていた。今年度も龍真会・ドラゴンジム最高師範の森藤明先生にご指導を頂けると、職員達も嬉しそうである。武道の基本は“礼”であり、初回は礼の仕方を丁寧にご指導頂いた。「人に頭を下げることは敬意の顕れであり、また自分自身を守るための最高の武器ともなる。」先生のお言葉である。相手に対して敬意を払うことが出来れは、逆に相手からも敬意を払われることになる。刀を身につけていた武士においては、自分の身を守るうえでも最も重要な立ち振る舞いであり、日本古来の意思の伝達手段でもある。
今を生きる子ども達に、武道を通じて日本人の心を解りやすく指導して頂けることを、今年度も楽しみにしている。押忍!