子ども達のお彼岸

み佛様と子ども達の笑顔はよく似ています。
秋のお彼岸、当園の子ども達も手を合わせる機会を持つことが出来た。彼岸入り、3才以上の子ども達を本堂へ案内し、“お彼岸”について話をする。「お彼岸はご先祖様に感謝の気持ちを捧げながら、自分で出来る6つの善い行いをしてみましょう。」 「1つ、相手が喜ぶことをしましょう。2つ、約束をしっかり守りましょう。3つ、我慢することを覚えましょう。4つ、一生懸命頑張る気持ちを持ちましょう。5つ、慌てず焦らず、心を落ち着かせましょう。6つ、間違ったことをしている子がいたら注意出来るようになりましょう。」 仏道修行の“六波羅蜜”に通じる話である。何となくでも理解できたのか、どの子も頑張りますと手をあげてくれた。副園長からご褒美の和三盆をもらって口に入れると、「甘~い!」と嬉しそうに声をあげていた。
仏神に手を合わせ、身のまわりの人達に感謝し、相手を敬う気持ちを育む… 子ども達の心が優しく、大きく育っていくように、“伝える”ことを続けていきたい。
色んな形をした、甘くて美味しい和三盆。