寒波

早朝の気温−3.5℃。厚い氷が張っていました。
寒に入り、寒い日が続いているが、先月末の冷え込みは格別であった。30日早朝の気温は-3.5℃、「これは、すごい!」と思い外に出てみると、前夜に降った雪も残っていた。祥月命日忌の御回向を行いに境内の墓地にお参りすると、空気は澄み渡っており、高台から街中を見下ろすと、遠くまではっきりと見渡すことが出来た。寒いからこそ、こうした美しい光景に出会うことも出来るのであろう。また、本堂正面の水鉢には厚い氷が張っていたので、輝く朝日を背景に写真に収めてみた。
翌朝はさらに凄かった。気温計を見ると、0℃をかなり下回る位置を指していたので「あれっ」と思い、よく見てみると-7℃であった。水を循環させている池にも氷が張り、鯉も体を寄せ合っていた。今までこの地方で、こんな冷え込みは経験したことが無く、まさに驚きである。
夏は猛暑で冬は極寒、やはり地球もだいぶ疲れてきているのかもしれない。夏は暑く、冬は寒いは当たり前だが、ここまで凄いと地球環境の変化を考えざるを得ない。「自分達で出来ることを、何かしなくては。」そう思った人も、少なくないであろう…