年末大掃除

手の届かない高い所も、埃を落として下さいました。外回りでは、落ち葉掃きもして下さいました。
「塵も積もれば山となる…」 年末この時期、大掃除にとりかかっているご家庭も多いのではなかろうか。毎回、「こまめに掃除をしていれば、そこまで埃が溜まらなかったのに…。」と反省をしながら行うが、綺麗になると気持が晴れやかになるから不思議なものである。先週、当寺でも檀信徒のお手伝いを頂き、年末大掃除を行うことが出来た。人数が多いと進みも早く、とても助かるものである。ことに、日頃あまり手の届かないところまで行き届くので、掃除後はとても輝いて見える。これも菩提寺を思う皆さんの、お力添えの賜である。今年は、10月に美容専門学校生が当寺での修養を行い、その一環で雑巾がけをしてくれ諸堂が綺麗になった。12月上旬には空手演武会が行われ、門弟たちが雑巾がけをして綺麗にしてくれた。そのお陰もあり、この度の大掃除は手の届かないところを中心に進めることが出来た。私は大掃除の次の日の朝が好きである。本堂で朝勤をすると、いつもと違う何とも言えない清浄な感じが漂っているからだ。きっと神仏も、喜んでくださっているのであろう。
明後日は、垢穢落とし大黒祭である。大黒様の1年の垢を落として、来年度の幸運をお祈りしたいと思う。
障子のサンも、綺麗になりました。お手伝い頂いた“善男善女”。明年も幸運に恵まれますように。